久しぶりの投稿ですが、頻度を上げていけたらいいなと思っています(^^;)


ど頭から並々ならぬエネルギーを感じさせる曲で、直後の弱奏部との対比など、強弱の変化が多い曲です。
音響にもよりますが、ただ我武者羅に大音量で吹くだけだとかなりうるさくなるので、バランスのとれたダイナミクスが要求されます。
また中盤ではアクセントや縦の動きが合わないと上手く聴こえません。裏で動いているパーカッションが結構カギとなるとも言えます。


大編成向けで、コンクールなどでもよく耳にします。
作曲者は独特の言い回しで曲の解説を書くことから、「ポエマー」と呼ぶ人も多いですね。

編成・解説はこちら↓ (CAFUA)

参考音源はこちら↓ (デアクライスブラスオルケスター)


またも有名どころから。

Sedona / セドナ Steven Reineke (スティーヴン・ライニキー)

曲名から由来となる場所を知る方もいるようですが、割と有名な場所。詳しくは、アリゾナ州セドナ で検索してください。観光には結構いいところです。

さて曲ですが、これまた中高生がよくやるという印象があります(個人的ですね笑)。6分30秒くらいで、それほど難易度は高くありません。音源はYouTubeで調べればすぐ出てくるくらい有名なので割愛します。



・編成・
Piccolo
1st Flute
2nd Flute

Oboe
Bassoon

1st B Clarinet
2nd B Clarinet
3rd B Clarinet
Bass Clarinet

1st Alto Saxophone
2nd Alto Saxophone (or Alto Clarinet)
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

1st Trumpet
2nd Trumpet
3rd Trumpet

1st French Horn
2nd French Horn

1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone

Euphonium
Tuba
String Bass

Mallets-(Glockencipel、Xylophone)
Mallets-(Chimes、Triangle、Mark Tree)
Timpani
Perccussion-(Snare Drum、Bass Drum)
Perccussion-(Symbal)


斜体は無くても演奏に支障がないものです。見ての通り、編成がそんなに大きくないので、40人程度のバンドでも問題なく演奏できます



・曲調など・

いわゆる「わかりやすい曲」です。
この曲が紹介されるときによく耳にするのは緩急がはっきりしている急→緩→急のように移りゆく、などなど。
スネアドラムからの軽快な音に始まり、連符の疾走感からのトランペットのファンファーレが印象的。大自然へのワクワク感、といったところでしょうか。
序盤は木管と金管とで目立つ場所が明確に分かれているので、ダイナミクスのつけ方次第で聴こえ方が変わります。

セドナの草原や自然を思わせるようなパッセージの後は、夕焼けを感じさせる緩やかなフレーズへ。この辺りから主に木管のソロ回しが始まります。どこか懐かしさのある旋律を聴かせられると、セドナっぽくなるかもしれません。笑
フルートのソロはフェルマータで終わり、そこへスネアドラムのフィルインで再び急へと移行します。

しばらくソロ回しが続き、その後は初めの旋律へリフレイン。似たフレーズが多く、初めと全く同じ吹き方だとつまらない上に、オーディエンスは飽きてしまいます。考えて演奏すると吉。



・難易度・

全体的に見ても、やはりそんなに難しくありません。10段階で4くらいでしょう。しかし先に書いたように、強弱をしっかりつけて、聴かせるところを聴かせられないと、上手い演奏にはなりません。
また、同じフレーズがよく出てくるので、飽きがこない演奏が求められます。
ソロはゆっくりなテンポから落ち着いて練習すれば問題ないでしょう。



・関連リンク・

スコア販売→ブレーン(輸入譜)
サンプルスコア→C.L.Barnhouse(サイト内「View」からPDFを開けます)
作曲者HP→Steven Reineke


当ブログ最初に紹介するのはこの曲。

たなばた / The Seventh Night of July」 - 酒井格

たなばたです。今は12月ですがね。
酒井さんの代表作ですね。ノーカットで約8分、大編成向けです。



・編成・

Piccolo / 3rd Flute
1st Flute
2nd Flute

Oboe
Bassoon

Es Clarinet
1st B Clarinet
2nd B Clarinet
3rd B Clarinet
Alto Clarinet
Bass Clarinet

1st Alto Saxophone
2nd Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

1st B Trumpet
2nd B Trumpet
3rd B Trumpet

1st F Horn
2nd F Horn
3rd F Horn
4th F Horn

1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone

Euphonium
Tuba
String Bass

Percussion
1- Timpani, Castanet
2- Glockenspiel, Xylophone, Triangle, Wood Blocks, Tambourine
3- Snare Drum, Tambourine
4- Cymbals, Whip, Triangle
5- Suspended Cymbal, Tambourine
6- Bass Drum, Tambourine


斜体になっている楽器は、なくても演奏に支障のない楽器です。
また、タンバリンはそんなに沢山なくても曲は通ります。
ただし、作曲者は意図してその譜面を書いたわけですから、楽器・奏者共に足りているならその通りの編成で吹くことをお勧めします。



・曲調など・

七夕には織姫と彦星が我々の上空、天の河で邂逅します。アルトサックスとユーフォニアムの情熱的なソロがそれを表していますが、酒井さんの実体験で、同じ部活の部員に宛てた曲だとか。ロマンチックですね。
テーマが明確なので、演奏会のプログラム構成に活かせるかも。

曲の特徴としては、緩急がハッキリしていて分かりやすく、また旋律がキャッチャーなので、オーディエンスもプレイヤーも飽きが来ません。
上記のアツいソロに加えて、フルートやピッコロによる流れ星を連想する煌びやかなパッセージ(ソロ、ソリ)なども魅力です。



難易度・

気になる難易度ですが、全体を通して鬼畜なロングトーンや指がもげそうな連符もないため、そこまで高くはありません。雑感ですが10段階で4前後といったところでしょうか。
ただし、中間部以降は裏拍などリズムが正確に取れないと残念な形で終わるので注意が必要です。
また、ソロやソリなど(とくに高音木管)は、比較的速いテンポで細かく動いているため、それなりの技術力を必要とします。油断大敵です。

総合的にみて、練習時間があまり取れない演奏会などには持ってこいな曲と言えます。また、B編コンクールなどでよく見かけられます。



・関連リンク・

スコア販売→ブレーン
サンプルスコア→De Haske(サイト内リンクからPDFを開けます)
作曲者ホームページ→酒井格
作曲者Twitter→@italian_sky

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